台風の名前『ソンティン』の意味 — ベトナム神話の山の神(ベトナム)
ソンティンはベトナム神話に登場する山の神で、水の神トゥイティンと美しい姫をめぐって争い、洪水を起こす水の神に対して山を高くして立ち向かったという「山神水神」の伝説で知られる。ベトナムで古くから語り継がれてきた代表的な神話の一つで、台風名にもその神の名がそのまま使われている。なお、大きな災害をもたらした台風の名前は、被害を受けた国・地域からの要請で以後使われなくなり、別の名前に差し替えられることがある。
「ソンティン」は2000年から2026年までに3回使われている。最初は2012年の台風第23号、直近は2024年の台風第6号。いずれも日本への接近・上陸は記録されていない。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2012 | 台風第23号1223 | 10月 | — |
| 2018 | 台風第9号1809 | 7月 | — |
| 2024 | 台風第6号2406 | 8月 | — |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。