台風の名前『プラピルーン』の意味 — 雨の神(タイ)
プラピルーンはタイの言葉で「雨の神」を意味するとされる。稲作を中心とした東南アジアの農耕文化では、雨をもたらす神への信仰が古くから伝わっており、雨季の恵みへの感謝や豊作への祈りが背景にあると考えられる。タイからは他にも神々にまつわる名前がいくつか提案されている。なお、大きな災害をもたらした台風の名前は、被害を受けた国・地域からの要請で以後使われなくなり、別の名前に差し替えられることがある。
「プラピルーン」は2000年から2026年までに5回使われている。最初は2000年の台風第12号、直近は2024年の台風第4号。このうち日本に接近したものが2個ある(上陸した記録はない)。なお2000年の台風については、気象庁の台風位置表が2001年以降しか公開されていないため、接近・上陸を記録していない。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2000 | 台風第12号0012 | — | 記録なし |
| 2006 | 台風第6号0606 | 8月 | — |
| 2012 | 台風第21号1221 | 10月 | 接近 |
| 2018 | 台風第7号1807 | 6月 | 接近 |
| 2024 | 台風第4号2404 | 7月 | — |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。