台風の名前『メーカラー』の意味 — 雷の天使(タイ)
メーカラーはタイの言葉で「雷の天使」を意味するとされる。タイの伝統芸能コーンには、水晶玉を持ち雷光を放つ女神メーカラーと、斧を持つ鬼ラームスーンが雷を奪い合う場面が描かれており、雷雨をもたらす存在への畏れとイメージが背景にあると考えられる。なお、大きな災害をもたらした台風の名前は、被害を受けた国・地域からの要請で以後使われなくなり、別の名前に差し替えられることがある。
「メーカラー」は2000年から2026年までに5回使われている。最初は2002年の台風第20号、直近は2026年の台風第7号。このうち日本に接近したものが1個ある(上陸した記録はない)。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2002 | 台風第20号0220 | 9月 | — |
| 2008 | 台風第16号0816 | 9月 | — |
| 2015 | 台風第1号1501 | 1月 | — |
| 2020 | 台風第6号2006 | 8月 | — |
| 2026 | 台風第7号2607 | 6月 | 接近 |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。