台風の名前『ナクリー』の意味 — 花の名前(カンボジア)
ナクリーはカンボジア語で「花の名前」を意味する。具体的にどの花を指すのかまでは気象庁の公表資料には記載がなく分かっていない。カンボジアからは、このほかにも木の名前(コキ、メイサーク、クロヴァン)がいくつも提案されており、植物にちなむ名前が目立つ国の一つ。140個の名前を使い切ると再び先頭の名前(ダムレイ)に戻る仕組みで、台風が年平均25個ほど発生することから、一巡するのにおおむね5〜6年かかる。
「ナクリー」は2000年から2026年までに5回使われている。最初は2002年の台風第8号、直近は2025年の台風第23号。このうち日本に接近したものが4個ある(上陸した記録はない)。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2002 | 台風第8号0208 | 7月 | 接近 |
| 2008 | 台風第5号0805 | 5月 | 接近 |
| 2014 | 台風第12号1412 | 7月 | 接近 |
| 2019 | 台風第24号1924 | 11月 | — |
| 2025 | 台風第23号2523 | 10月 | 接近 |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。