台風の名前『ダムレイ』の意味 — 象(カンボジア)
ダムレイはカンボジア語で「象」を意味する。象は陸上でもっとも大きな哺乳類で、カンボジアでは古くから王の乗り物や国の象徴として大切にされてきた動物。寺院の彫刻やお祭りの行列にも象がたびたび登場するなど、カンボジアの文化に深く根づいた存在で、台風のアジア名の多くはこうしたその国・地域で親しまれている動植物から選ばれている。
「ダムレイ」は2000年から2026年までに5回使われている。最初は2000年の台風第1号、直近は2023年の台風第10号。このうち日本に接近したものが2個ある(上陸した記録はない)。なお2000年の台風については、気象庁の台風位置表が2001年以降しか公開されていないため、接近・上陸を記録していない。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2000 | 台風第1号0001 | — | 記録なし |
| 2005 | 台風第18号0518 | 9月 | — |
| 2012 | 台風第10号1210 | 7月 | 接近 |
| 2017 | 台風第23号1723 | 11月 | — |
| 2023 | 台風第10号2310 | 8月 | 接近 |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。