台風の名前『ソーリック』の意味 — 伝統的な部族長の称号(ミクロネシア)
ソーリックはミクロネシアの伝統的な部族長を指す称号とされる。ミクロネシアの島々には古くからの首長制度が残る地域があり、地域社会をまとめる立場を表す言葉と考えられる。詳細までは気象庁の公表資料には記載がないが、ソウデル(No.79)のように、地域の伝承や社会制度にまつわる名前がミクロネシアからいくつか提案されている。
「ソーリック」は2000年から2026年までに5回使われている。最初は2000年の台風第23号、直近は2024年の台風第15号。このうち日本に接近したものが3個ある(上陸した記録はない)。なお2000年の台風については、気象庁の台風位置表が2001年以降しか公開されていないため、接近・上陸を記録していない。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2000 | 台風第23号0023 | — | 記録なし |
| 2006 | 台風第18号0618 | 10月 | 接近 |
| 2013 | 台風第7号1307 | 7月 | 接近 |
| 2018 | 台風第19号1819 | 8月 | 接近 |
| 2024 | 台風第15号2415 | 9月 | — |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。