台風の名前『ハグピート』の意味 — むち打つこと(フィリピン)
ハグピートはフィリピンの言葉で「むち打つこと」を意味する。強い風雨が打ちつける様子を連想させる言葉で、台風の性質と結びつく名前と考えられる。フィリピンからは、このほかルピート(No.94、冷酷な)やタリム(No.136、鋭い刃先)のように、力強さや厳しさを表す言葉がいくつも提案されている。なお、大きな災害をもたらした台風の名前は、被害を受けた国・地域からの要請で以後使われなくなり、別の名前に差し替えられることがある。
「ハグピート」は2000年から2026年までに5回使われている。最初は2002年の台風第18号、直近は2026年の台風第5号。このうち日本に接近したものが1個ある(上陸した記録はない)。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2002 | 台風第18号0218 | 9月 | — |
| 2008 | 台風第14号0814 | 9月 | — |
| 2014 | 台風第22号1422 | 12月 | — |
| 2020 | 台風第4号2004 | 8月 | 接近 |
| 2026 | 台風第5号2605 | 5月 | — |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。