台風の名前『シマロン』の意味 — 野生の牛(フィリピン)
シマロンはフィリピンの言葉で「野生の牛」を意味する。もとは家畜として持ち込まれた牛が野生化したものを指す言葉とされ、フィリピンの一部地域には今も野生化した牛の集団が見られるとされる。スペイン語由来とされるこの言葉は、南米など他の地域でも野生化した家畜を指す言葉として使われている。なお、大きな災害をもたらした台風の名前は、被害を受けた国・地域からの要請で以後使われなくなり、別の名前に差し替えられることがある。
「シマロン」は2000年から2026年までに5回使われている。最初は2001年の台風第1号、直近は2024年の台風第16号。このうち日本に接近したものが2個、上陸したものが1個ある。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2001 | 台風第1号0101 | 5月 | 接近 |
| 2006 | 台風第19号0619 | 10月 | — |
| 2013 | 台風第8号1308 | 7月 | — |
| 2018 | 台風第20号1820 | 8月 | 上陸 |
| 2024 | 台風第16号2416 | 9月 | 接近 |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。