台風の名前『ハイタン』の意味 — 海棠(中国)
ハイタンは中国語で「海棠」を意味する。ハイドウは春に淡いピンクの花を咲かせる樹木で、古くから「花の中の貴妃」とも称されるほど美しい花として詩歌にも詠まれてきた、中国で観賞用に親しまれる花木の一つ。庭園に植えられ、花見の対象にもされてきた。なお、大きな災害をもたらした台風の名前は、被害を受けた国・地域からの要請で以後使われなくなり、別の名前に差し替えられることがある。
「ハイタン」は2000年から2026年までに4回使われている。最初は2005年の台風第5号、直近は2022年の台風第21号。このうち日本に接近したものが2個ある(上陸した記録はない)。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2005 | 台風第5号0505 | 7月 | 接近 |
| 2011 | 台風第18号1118 | 9月 | — |
| 2017 | 台風第10号1710 | 7月 | 接近 |
| 2022 | 台風第21号2221 | 10月 | — |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。