台風の名前『ディアンムー』の意味 — 雷の母(中国)
ディアンムーは中国語で「電母」、雷の母を意味する。雷神レイゴン(雷公)の妻とされる女神で、両手に鏡を持ち稲光を起こす役割を担うとされる中国神話の登場人物。雷神が雷鳴を、電母が稲光を受け持つとされ、雷雨という自然現象に人格を与えた伝承の一つ。なお、大きな災害をもたらした台風の名前は、被害を受けた国・地域からの要請で以後使われなくなり、別の名前に差し替えられることがある。
「ディアンムー」は2000年から2026年までに4回使われている。最初は2004年の台風第6号、直近は2021年の台風第15号。このうち日本に上陸したものが2個ある。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2004 | 台風第6号0406 | 6月 | 上陸 |
| 2010 | 台風第4号1004 | 8月 | 上陸 |
| 2016 | 台風第8号1608 | 8月 | — |
| 2021 | 台風第15号2115 | 9月 | — |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。