台風の名前『チョーイワン』の意味 — 彩雲(香港)
チョーイワンは中国語で「彩雲」を意味する。太陽や月の光が雲の中の水滴や氷粒で回折して虹色に見える気象現象で、彩雲が現れるのはめずらしいことから、古くから瑞兆(めでたい兆し)として喜ばれてきた自然の風景。香港からは、このほか山フォンウォン(No.60)のように自然の景観にちなむ名前が提案されている。なお、大きな災害をもたらした台風の名前は、被害を受けた国・地域からの要請で以後使われなくなり、別の名前に差し替えられることがある。
「チョーイワン」は2000年から2026年までに4回使われている。最初は2003年の台風第15号、直近は2021年の台風第3号。このうち日本に接近したものが3個ある(上陸した記録はない)。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2003 | 台風第15号0315 | 9月 | 接近 |
| 2009 | 台風第14号0914 | 9月 | 接近 |
| 2015 | 台風第23号1523 | 10月 | — |
| 2021 | 台風第3号2103 | 5月 | 接近 |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。