台風の名前『ジェラワット』の意味 — 淡水魚の名前(マレーシア)
ジェラワットはマレー語で、マレー半島の川に生息する淡水魚の名前とされる。具体的な種の詳細までは気象庁の公表資料には記載がなく分かっていないが、マレーシアの川で親しまれてきた魚と考えられる。台風のアジア名には、こうした地域の暮らしに身近な川魚の名前が各国からいくつも提案されている。なお、大きな災害をもたらした台風の名前は、被害を受けた国・地域からの要請で以後使われなくなり、別の名前に差し替えられることがある。
「ジェラワット」は2000年から2026年までに5回使われている。最初は2000年の台風第8号、直近は2023年の台風第17号。このうち日本に上陸したものが1個ある。なお2000年の台風については、気象庁の台風位置表が2001年以降しか公開されていないため、接近・上陸を記録していない。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2000 | 台風第8号0008 | — | 記録なし |
| 2006 | 台風第2号0602 | 6月 | — |
| 2012 | 台風第17号1217 | 9月 | 上陸 |
| 2018 | 台風第3号1803 | 3月 | — |
| 2023 | 台風第17号2317 | 12月 | — |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。