台風の名前『ムイファー』の意味 — 梅の花(マカオ)
ムイファーは中国語で「梅花」、梅の花を意味する。冬の寒さの中で他の花に先駆けて咲くことから、東アジアの文化では気高さや忍耐の象徴として古くから愛されてきた花で、松・竹とあわせて「歳寒三友」の一つに数えられることでも知られる。マカオから提案された名前。140個の名前を使い切ると再び先頭の名前(ダムレイ)に戻る仕組みで、台風が年平均25個ほど発生することから、一巡するのにおおむね5〜6年かかる。
「ムイファー」は2000年から2026年までに4回使われている。最初は2004年の台風第25号、直近は2022年の台風第12号。このうち日本に接近したものが2個ある(上陸した記録はない)。
| 年 | 台風番号 | 発生月 | 日本への接近・上陸 |
|---|---|---|---|
| 2004 | 台風第25号0425 | 11月 | — |
| 2011 | 台風第9号1109 | 7月 | 接近 |
| 2017 | 台風第1号1701 | 4月 | — |
| 2022 | 台風第12号2212 | 9月 | 接近 |
出典: 気象庁「過去の台風の番号と名前の対応表」および「台風位置表」(2026年9月21日取得)。発生月は協定世界時を基準にした気象庁の表記による。
台風には番号のほかに「アジア名」があり、台風委員会の加盟14か国・地域が10個ずつ提案した、合計140個の固定リストから発生順に使われる。140個を使い切ると先頭の名前に戻り、年平均25.1個の発生ペースからおおむね5〜6年で一巡する。大きな災害をもたらした台風の名前は、要請により以後使われなくなることがある。
このサイトは台風のアジア名140個の由来と意味をまとめた辞典です。特定の台風の被害・進路・実況は扱っていません。防災に関する情報は気象庁など公的機関の発表をご確認ください。